ボートレース場紹介

ボートレース鳴門の特徴と予想のコツを紹介!潮と風に注目して当たり舟券を掴もう!

徳島県鳴門市にあるボートレース鳴門。かつて塩田があった場所に造られたことで、海が美しく水が綺麗なので、レース観戦も楽しめます。

そんなボートレース鳴門ですが、うず潮で有名な鳴門海峡の近くにあり、天候の影響を受けやすいという特徴があります。こちらの記事では、ボートレース鳴門の特徴と予想のコツを紹介します。ポイントをしっかり押さえて、ボートレース鳴門での舟券的中率をアップさせましょう!

銀太
銀太
1~4レースでは企画レースを行っているみたいだね。初心者のうちはこのへんから攻めていった方がいいのかな?

べーやん
べーやん
それもありだな。でも、最初は好きな選手が走るレースとかを買ったりして楽しみ方を覚えたほうがいいという場合もあるから、人それぞれだな。

ボートレース鳴門の基本データ

ボートレース鳴門の特徴

ボートレース鳴門は周囲を堤防に囲まれているため、潮の影響はありません。ただし小さな波がたえず立っています。また気候の変化を受けやすいので、季節ごとの特徴を抑えておくことが大切です。

舟券/水面の特徴

水質 海水
水面タイプ
流れ・水位変化 あり
チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0

ボートレース鳴門は大きな波やうねりはありません。ただし海にあるレース場なので、干潮差があります。干潮と満潮では有利な艇が変わってきますので、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

1マークが狭くイン逃げが難しい

ボートレース鳴門は1マークの入口が45メートルと狭く、インコースが綺麗にターンすることが難しい水面になっています。グレードレースでもイン逃げが決まらないことがあるので、レーサーはさまざまな戦略をもってレースに挑みます。

1コースの1着率は52.7%と、全国平均55.8%を下回る数字です。インコースに強い選手を配置する企画レースが多いボートレース鳴門でこの数字なのは、インコースの難易度が高いことを示しています。

抜き・差し・まくりと多彩なレース展開が見られる

ボートレース鳴門のバック側には「鳴門の花道」と呼ばれる、すごく伸びる位置があります。これにうまく乗れるとバック側で加速して、抜きによる1着といったレース展開になります。

さらに差し・まくりと多彩なレース展開が見られる点も、ボートレース鳴門の面白さです。出場する選手によってどんなレース展開になるのか予想するのは楽しいですよ。

気候がレースに与える影響が大きい

春は弱い向かい風、夏は小波、秋はうず潮の影響による水面変化、冬は強い追い風と、季節によってさまざまな変化を見せるボートレース鳴門。これに加えて干潮差の影響もあるので、気候がレースに与える影響は大きくなっています。

  • 干潮はまくりが決まりやすい
  • 満潮はインコースが有利。ただし乗りにくいのでレースが荒れやすい
  • 向かい風はインコースが強くなる
  • 追い風はインコースが弱くなる

おおまかではありますが、気候によるレースの影響はこのようになります。レース展開がどのようになるのか参考にしてください。

ボートレース鳴門のレースデータ

コース別成績(2020年総合)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 52.7% 70.8% 80.1%
2 16.3% 41.0% 57.8%
3 13.7% 34.3% 54.2%
4 9.1% 26.9% 47.0%
5 6.5% 19.1% 37.6%
6 1.8% 8.5% 24.5%

ボートレース鳴門は1コース1着率が52.7%と、全国で18番目の数字となっています。ボートレース鳴門ではインコースが有利になる企画レースが1・3・4レースでおこなわれることを考えると、インコースがいかに難しいレース場であるかわかります。

ボートレース鳴門ではレース展開を、さまざまなデータを駆使することが大切です。選手の腕・調子・モーターの性能・気候などを加味して、どんなレース展開になるのか予想してみましょう。

ボートレース初心者だと難しいかもしれませんが、ハマると楽しいレース場ですよ。

コース別成績(2020年優勝戦)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 58.3% 69.4% 86.1%
2 16.6% 44.4% 61.1%
3 5.5% 25.0% 41.6%
4 16.6% 33.3% 44.4%
5 2.7% 25.0% 44.4%
6 0.0% 2.7% 22.2%

実力者が出そろう優勝戦では、1コースの勝率がアップする傾向にあります。しかしボートレース鳴門では1コースの勝率は、多少アップする程度。地元の田村隆信選手のコメントでも、グレードレースでもイン逃げが難しいという発言があります。

代わりに優勝戦では2・4コースの勝率が高くなっています。2コースからの差し・4コースからのまくりがうまく決まれば、十分優勝の可能性がありますよ。

3連単平均配当

3連単平均配当:7,506円(全国8位)

3連単平均配当は7,506円と全国8位です。インコースの勝率があまり高くないので、それにともない平均配当も高めになっています。

3連単万舟率

3連単万舟率:17.8%(全国9位)

3連単万舟率は17.8%と全国9位の数字です。こちらも平均配当と同様、比較的高めになっています。

ボートレース鳴門予想のコツ

これまでの内容を踏まえて、ボートレース鳴門で予想をするときのコツを紹介します。抑えるべきポイントをしっかり見極めて、舟券的中を目指しましょう。

気候をチェックしよう

ボートレース鳴門は、気候の影響を受けやすいレース場です。特に注目するのは風。ボートレース鳴門は追い風が吹きやすく、追い風が3メートルを超えるレースは1コースの1着率がガクッと落ちます。追い風6メートル以上の1コースの1着率は、46.6%と下がります。かわりに2コースの1着率が20.4%に上がるので、要チェックですよ。

またボートレース鳴門は時折波が高くなることがあります。波高が6センチ以上になると1コースの1着率は47.3%に下がります。波が高いときは4・5コースの勝率が上がります。

企画レースは勝率が大きく変わる

ボートレース鳴門では、1~4レースで企画レースがおこなわれます。

  • 1レース(とるならなると):1号艇のみA級、残りはB級
  • 2レース(どーなるなると):特賞・主力級が出場
  • 3レース(どきどきなると):1号艇はA級、残りはAorB級
  • 4レース(とにかくなると):1号艇はA級、残りはAorB級

このように1コースに強い選手が入るレースでは、勝率も大きく変わってきます。特に1レースは1コース1着率74.1%と、ボートレース鳴門とは思えない高い数字を記録しています。

これだけがガチガチのレースなので、当然本命のオッズは低くなります。裏を返せば1コースがこなかった場合は、万舟券がでやすくなります。実際1レースの回収率は1コース62.9%に対して、5コース105.9%、6コース138.4%になります。3連単1-2-3の回収率は183.0%と高いので、固く稼ぎたい人にも、穴狙いの人にもおすすめです。

その他ボートレース鳴門の情報

おすすめご当地選手

田村隆信:1999年デビュー。2021年5月現在SG3勝。スタートが得意で全レースの平均ST0.16という数字を残している。ボートレース鳴門は1着率39.8%と得意にしています。

西岡育未:2015年デビュー。「いくみん」の愛称で親しまれている美人レーサー。コスプレ好きでも知られている。

西岡成美:2018年デビュー。西岡育未選手の実妹。デビュー後1年半は大学に通いながら、レーサーとして活動していた。

おすすめグルメ

なるちゃん焼き:マスコット「なるちゃん」の顔のたい焼き。1個100円とリーズナブルな価格です。

マスコット

鯛をモチーフとした「なるちゃん」がメインマスコット。

ボートレース鳴門まとめ

ここまでボートレース鳴門の情報を紹介していきました。これまでの情報をまとめると、以下のようになります。

  • インコースが勝ちにくいコース設計
  • 気候の影響を受けやすい
  • 1~4レースは企画レースで勝率が大きく変わる

ボートレース鳴門はインコースが決して強くないので、さまざまなレース展開が楽しめます。これからボートレースを始めるという方にとっては、見ていて面白いレース場ではないでしょうか。ボートレース鳴門の予想をするときはぜひこの記事を何度も見返して、ボートレース鳴門の特徴・予想のコツをつかみましょう。

銀太
銀太
気候を意識しながら、まずは企画レースを買って様子を見てみようかな

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