ボートレース場紹介

ボートレース桐生の特徴と予想のコツを紹介!赤城おろし(風)の影響はどれくらいある?

群馬県みどり市にあるボートレース桐生。日本のボートレース場の中では最北端に位置し、ナイターをはじめて開催したボートレース場としても知られています。現在ではナイターのみでレースが開催されています。

そんなボートレース桐生ですが気圧・硬い水面・強い風など、さまざまな影響を考慮して予想をしなければなりません。こちらの記事では、そんなボートレース桐生の特徴と予想のコツを紹介します。ポイントをしっかり押さえて、ボートレース桐生での舟券的中率をアップさせましょう!

銀太
銀太
ナイター特有の攻略法もありそうだな…

ボートレース桐生の基本データ

ボートレース桐生の特徴

ボートレース桐生は全国24場の中で最北端に位置し、標高も最も高い場所にあります。そのため機構による影響を受けやすい特徴があり、その特徴を知らなければ予想を的中させるのが難しくなります。まずはボートレース桐生の特徴をしっかり押さえていきましょう。

舟券/水面の特徴

ボートレース桐生競艇場の水面特徴
出典:BOAT RACE 桐生 Official Site
水質 淡水
水面タイプ
流れ・水位変化 なし
チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0

水面は淡水で水が硬く、浮力が弱いので体重の重いレーサーには不利な環境です。

ピットから2マークまでの距離が長いので、ピット離れのいいレーサーが有利で、前づけも比較的多く見られます。また4カドまくりが良く決まることでも有名です。

冬から春にかけて赤城おろしと呼ばれる強風が吹く

冬から春にかけては、赤城おろしと呼ばれる強風が吹き、レースにも大きな影響を与えます。

赤城おろしが吹くと追い風になるので、インコースの艇が流れやすくなり、2コースの差しが決まりやすくなります。またインコースの艇が流れるのを恐れてスピードを落とすと、3コース・4コースの艇がまくっての勝利も見られます。

追い風が強くなればなるほどアウトコースの艇の勝率が上がりますので、風の情報は必ずチェックしておきましょう。

標高が高いのでモーターのパワー・出足が弱い

ボートレース桐生は全国24場の中で最も標高が高い位置にあり、その影響で気圧が低くなっています。気圧が低くなるとモーターのパワー・出足が弱くなり、スタートやターンに影響がでます。

またナイター開催のため1日の気温差が大きく、選手にとってモーター調整が難しいとも言われています。こうした影響からスタートも難しいボートレース場と言われています。

そのためボートレース桐生で予想をするときには

  • いいモーターを引いた選手
  • モーター調整がうまい選手
  • 走り慣れた地元選手

に注目してみることをおすすめします。

ボートレース桐生のレースデータ

コース別成績(2020年総合)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 53.4% 70.3% 80.6%
2 12.0% 37.4% 55.6%
3 12.1% 34.2% 54.2%
4 13.1% 30.3% 50.3%
5 7.1% 20.9% 39.5%
6 2.2% 7.5% 21.2%

1コースの1着率53.4%は全国平均の55.8%と比べるとやや低め。特徴としては4コースの1着率13.1%が全国平均の9.9%と比べると、かなり高くなっている点です。

ボートレース桐生は気候の影響でインコースが伸びないことがあるので、その時4コースからのまくりが決まるパターンが多く見られます。予想の主軸が1コースであることは変わりないですが、レース展開をうまく予想して他の艇がどう戦うのかを予想することが大切です。

コース別成績(2020年優勝戦)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 69.7% 87.8% 93.9%
2 6.0% 18.1% 45.4%
3 15.1% 39.3% 54.5%
4 6.0% 27.2% 48.4%
5 3.0% 27.2% 39.3%
6 0% 0% 18.1%

優勝戦になると1コースの1着率が大幅に上昇します。優勝戦は最終日におこなわれるのでモーターの調整がある程度すんでいる、有力選手が1号艇に乗るといった要因が考えられそうです。また3コースの勝率がいい点も注目ですね。1号艇がいいスタートを切ると、それに対して外から3号艇が差しやまくりを仕掛ける展開が多くなりそうです。

3連単平均配当

3連単平均配当:7,699円(全国6位)

3連単平均配当は7,699円と全国6位です。1コースの1着率が低い、気候の関係でレースが荒れやすいといったことが影響して、3連単平均配当は高めになっています。

3連単万舟率

3連単万舟率:17.9%(全国7位)

3連単万舟率は17.9%と全国7位の数字です。こちらも3連単平均配当と同様に高めの数字となっており、万舟率は十分狙えるレース場と言えるでしょう。

ボートレース桐生予想のコツ

これまでの内容を踏まえて、ボートレース桐生で予想をするときのコツを紹介します。抑えるべきポイントをしっかり押さえて、舟券的中を目指しましょう。

スタート展示で進入を確認する

ボートレース桐生はピットの距離が長く、枠なり進入率が低いレース場です。そのためスタート展示で進入を必ず確認しておきましょう。前付けも比較的多くおこなわれるので、スタート展示でチェックすべきポイントは多いです。

枠なりを確認したら枠なりに基づいて、実際のレース展開を予想していきましょう。

風情報は必ずチェックしよう

ボートレース桐生の予想において重要な要素の1つが風です。冬から春にかけては赤城おろしが吹き、強烈な追い風が吹くことがあります。

具体的には追い風が4メートルを超えると要注意です。2020年のデータによると、追い風が4メートルを超えるレースは1コースの1着率が50%以下になります。それに伴って2・3・4コースの1着率が上昇するので、レースが荒れやすくなる傾向が見られます。

風情報は公式ホームページでチェックできます。必ずチェックしてレース展開を予想しましょう。

シリーズ序盤はモーター情報と地元選手に注目

ボートレース桐生はモーター調整やスタートが難しいレース場としても知られています。そのため特にシリーズ序盤では、モーター情報と地元選手に注目してみましょう。

モーター情報は公式ホームページのモーター抽選結果で確認ができます。シリーズが進むほどモーター調整が進んで性能差がなくなっていきますが、シリーズ序盤ではモーターの差がレースに影響を及ぼします。そのためモーター情報をチェックして、勝率の高いモーターを引いた選手の情報を確認しておきましょう。

またボートレース桐生はスタートが難しいレース場でもあります。そのためシリーズ序盤では走り慣れた地元選手が有利となります。2日目以降はSTを確認して、スタートのタイミングをつかめているかどうか確認しておきましょう。

その他ボートレース桐生の情報

おすすめご当地選手

山崎智也:2012年・2015年の賞金王決定戦を制すなど、ボートレース界を代表する名選手。安定したレース運びに定評があり、45歳を超えた現在でも第一線で活躍しています。端正な顔立ちから「艇界の貴公子」とも呼ばれ、女性ファンが多いことでも知られています。

毒島誠:スーパーピット離れと呼ばれるピット離れが有名な選手。ピットからの距離が長い桐生では、その能力が最大限に発揮されます。2019年までにSGを7回制覇していますが、そのうち6回はナイター開催。地元桐生ではその力を遺憾なく発揮してくれるでしょう。

おすすめグルメ

ひもかわうどん:群馬県の郷土料理、幅の広いうどん

モツ煮定食:ボートレース場の定番グルメ

マスコット

ボートレース桐生には「ドラキリュウ」というマスコットがいます。公式Twitterもドラキリュウがつぶやいていますよ。

ボートレース桐生まとめ

ここまでボートレース桐生の情報を紹介していきました。これまでの情報をまとめると、以下のようになります。

  • 冬から春にかけては赤城おろしが吹き強烈な追い風になることがある
  • 気圧の関係でモーターのパワー・出足が弱くなる
  • ナイター開催なのでスタートが難しい
  • ピットの距離が長く枠なり進入率が低い
  • シーズン序盤は地元選手を要チェック

ボートレース桐生は気候の変動を受けやすいレース場ですが、ポイントをつかめば万舟券も十分に狙えます。ぜひこの記事を何度も見返して、ボートレース桐生の特徴・予想のコツをつかみましょう。

銀太
銀太
あまり意識してなかったけど、風の影響はレースにかなり大きな影響を与えてるのか!知らなかったぞ!!

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