ボートレース場紹介

ボートレース三国の特徴と予想のコツを紹介!3連単の平均配当が全国2位!

福井県坂井市にあるボートレース三国。北陸地区にある唯一のボートレース場で、SG競走9勝の今垣光太郎選手を筆頭に、実力派レーサーが揃っています。

そんなボートレース三国はインコースが非常に強く、決着が固い番組が組まれるなど、初心者でも予想がしやすいレース場です。こちらの記事では、ボートレース三国の特徴と予想のコツを紹介します。ポイントをしっかり押さえて、ボートレース三国での舟券的中率をアップさせましょう!

銀太
銀太
1号艇に強い選手が配置される企画レースが組まれているから、僕みたいな初心者にも考えやすい番組だね

べーやん
べーやん
最近はボートビギナーの参入も増えてきているから、そういった工夫がされているんだ。最初はまずは当てないことには楽しめないからな。

ボートレース三国の基本データ

ボートレース三国の特徴

ボートレース三国は1マークホーム側の幅が全国でも2番目に広く、インコースに有利な設計です。そのためスタートをうまく決めれば、1コースがそのまま逃げ切る可能性が高いです。ボートレース三国に挑戦する前に、まずその特徴を知っておきましょう。

舟券/水面の特徴

水質 淡水
水面タイプ プール
流れ・水位変化 なし
チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0

長方形のプール型なので、水面の流れはありません。水面は固いと言われています。

コース幅が広くインコースが強い設計

ボートレース三国はスタートライン上のコース幅が62メートルと、全国でも屈指の広さを誇っています。そのためアウトの選手が1マークに届きにくく、インコースが有利な設計になっています。

1号艇がスタートを決めれば、そのまま1号艇が逃げ切る。1号艇のスタートが遅れたり、ターンが流れたりすると、2・3コースからの差しが決まる。この2つがボートレース三国でよく見られる展開です。ボートレース三国で予想をするときには、内側3艇をしっかりチェックしましょう。

年間を通して吹く追い風がインコースの強さを後押し

ボートレース三国では年間を通して、追い風が吹くことが多いです。追い風が吹くと短い距離でもスピードに乗れるため、内側3艇のスロー勢がより有利になります。こうした自然環境も、ボートレース三国のインコースの強さをより後押ししています。

追い風が強くなればなるほど、1コースの艇が流れやすくなるので、2コースからの差しが決まりやすくなる傾向があります。

ボートレース三国のレースデータ

コース別成績(2020年総合)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 53.5% 73.9% 82.2%
2 15.8% 40.9% 59.4%
3 13.8% 35.0% 54.7%
4 10.0% 27.9% 50.8%
5 5.1% 15.9% 34.5%
6 1.8% 6.7% 19.2%

ボートレース三国はインコースにいけばいくほど、勝率が高くなっています。1コースは2連帯率・3連帯率ともに全国トップクラスの数字なので、舟券に絡む可能性はかなり高いです。

また2コースの1着率も全国で4番目の数字です。上位3場は戸田・江戸川・平和島という荒れやすいレース場であることを考えると、2コースに有利な設計になっていることがわかります。同様に3コースの1着率も全国でトップクラスに高い数字です。

ボートレース三国では内側3艇の動きをどう読むかが、予想のカギになりそうです。

コース別成績(2020年優勝戦)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 54.5% 85.7% 85.7%
2 17.1% 34.2% 51.4%
3 14.7% 44.1% 61.7%
4 2.8% 14.2% 40.0%
5 11.4% 17.1% 37.1%
6 0.0% 8.5% 25.7%

実力者が出そろう優勝戦では、1コースの勝率がアップする傾向にあります。しかしボートレース三国では1コースの1着率は、一般戦と大きな違いがありません。優勝戦では2・3・5コースの勝率が高くなっています。

1号艇が外に流れたところを2・3コースからの差し、5コースからのまくり差しでの決着という展開が多くなっています。

3連単平均配当

3連単平均配当:8,199円(全国2位)

3連単平均配当は8,199円と全国2位です。インコースが有利な設計になっており、オッズもインコース優位に設定されます。そのためアウトの艇が勝利したときに配当が高くなり、平均配当も高くなっています。

3連単万舟率

3連単万舟率:18.2%(全国4位)

3連単万舟率は18.2%と全国4位の数字です。平均配当と同様、こちらも高い数字を記録しています。本命決着も多いレース場ですが、本命決着しなかったときは高配当が見込めますよ。

ボートレース三国予想のコツ

これまでの内容を踏まえて、ボートレース三国で予想をするときのコツを紹介します。抑えるべきポイントをしっかり見極めて、舟券的中を目指しましょう。

内側3艇が予想の軸になる

ボートレース三国は内側3艇のスロー勢が有利な設計になっています。年間を通して吹く追い風も、内側3艇の強さをより後押ししています。そのため予想のときには、内側3艇を軸に予想しましょう。

1号艇がそのまま逃げ切るのか、2・3号艇が差してくるのか、STやモーター情報を確認して、どんなレース展開になるのかを予想しましょう。

第1~4レースはインコースが強い企画レースが組まれる

ボートレース三国では、第1~4コースにインコースが強い企画レースが組まれます。具体的には以下のような企画レースが組まれます。

  • 第1レース「みくにあさイチ」1号艇がA級、その他はB級
  • 第2レース「みくにあさガチ」1号艇と2号艇がA級、その他はB級
  • 第3レース「みくにあさズバ」1号艇と3号艇がA級、その他はB級
  • 第4レース「みくにあさトク」1~3号艇がA級、4~6号艇がB級

このように第1~4レースはインコースに強い艇が固まるので、初心者でも予想がしやすくなっています。ボートレースに慣れていないという方は、まず第1~4レースに挑戦してみてもいいでしょう。

余裕があれば穴予想にもチャレンジ

ボートレース三国はインコースに強い設計で、さらにインコースが強い企画レースも組まれます。そのため本命決着も多いレース場です。

しかし平均配当は全国2位、万舟率は全国4位。これは本命がこなかったとき、高配当が期待できるということです。そのため本命は押さたうえで、余裕があれば穴予想もしてみるといいでしょう。

ダッシュ勢のアウト3艇が1着になる可能性がありそうであれば、万舟券も十分に狙えますよ。

その他ボートレース三国の情報

おすすめご当地選手

今垣光太郎:1988年デビュー。2021年5月現在SG9勝を達成しており、笹川賞では3度ファン投票1位に輝くなど、人気・実力を兼ね備えた選手です。地元三国では1着率54.7%と無類の強さを誇っています。

中島孝平:1999年デビュー。2010年賞金王決定戦、2018年笹川賞で優勝しておりSG2勝。2021年浜名湖67周年のG1でも優勝し、まだまだ実力は健在です。

おすすめグルメ

ソースカツ丼:福井名物。ソースに漬けられたカツがご飯の上にドカッとのっています。ミニサイズでも販売されています。

マスコット

カニをモチーフとした「カニ坊」がメインマスコット。

ボートレース三国まとめ

ここまでボートレース三国の情報を紹介していきました。これまでの情報をまとめると、以下のようになります。

  • 内側3艇の勝率が高い
  • 第1~4レースでインコース有利の企画レースがおこなわれる
  • 平均配当・万舟率は高く穴予想もあり
  • 初心者でも予想がしやすい

ボートレース三国は内側3艇が強く、初心者でも予想がしやすいレース場です。また平均配当・万舟率も高いので、上級者まで幅広い方が楽しめるレース場とも言えるでしょう。ボートレース三国の予想をするときはぜひこの記事を何度も見返して、ボートレース三国の特徴・予想のコツをつかみましょう。

銀太
銀太
初心者でも予想しやすい番組もあるけど、平均配当は高いっていう魅力もあって、色んな人が楽しめるレース場なのかも!

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