日本各地にあるボートレース場ですが、それぞれの場所ごとに水面の性質の違いに違いがあります。
本サイト内の風の影響では、風の吹き方や強さなどで予想的中率を上げることを紹介しておりますが、 こちらの記事では、水面の性質によって選手やレースに大きな影響を与えることを解説していきます。
果たして、水面はレースにどのような影響を与えるのか? 皆さんの攻略の手助けとなれば幸いです。
水質の種類は3種類
ボートレース場の水質は淡水、海水、汽水の3種類となります。 大半は淡水または海水ですが、会場の場所によっては汽水(海水と淡水が混ざった)もあります。
淡水
淡水面の特徴は、
- 浮力が小さい
- 水面が硬い
- 穏やかな水面が多い
となります。
桐生、戸田、多摩川、三国、びわこ、住之江、尼崎、芦屋、唐津
の9会場
淡水のボートレース場での【攻略ポイント】
浮力が小さいと水の抵抗も小さく、ボートが不安定になり、体重の軽い選手の方がスピードが出しやすくなります。 また、穏やかな水面が多いためモーターが安定し、ボートが跳ねるのを最小限に抑えられて、 淡水のボートレース場では、体重が軽くモーターの安定感のある選手が有利になると言われております。
海水
海水面の特徴は、
- 浮力が大きい
- 水面が軟らかい
- 潮の影響を受ける
となります。
平和島、常滑、鳴門、丸亀、児島、宮島、徳山、下関、若松、大村
の10会場
海水のボートレース場での【攻略ポイント】
淡水とは逆に海水は逆に浮力が大きくなるので、ボートの安定感を生むことができ、体重の重い選手が有利となります。 水面が軟らかくなることで操縦性が上がるため、水面による有利不利がなくなり、選手の実力が重視され、 海水のボートレース場では、体重が重く実力がある選手が有利となると言われております。 また、海水では潮の影響も干渉します。 満潮時にはインコースが有利になり、干潮時にはアウトコースが有利となります。
汽水
汽水はボートレース場の造りや、淡水と海水の割合によって、各ボートレース場ごとに特性が違ってきます。 また潮や風向きなどの天候も相まって、予想が難しい会場もあれば、易しい会場もあるようです。
江戸川、浜名湖、蒲郡、津、福岡の5会場
汽水のボートレース場での【攻略ポイント】
ボートレース場によって、予想が難しい水面と易しい水面があります。 例えば江戸川と福岡は、風向きや潮などの影響を大きく受け、レースが荒れることが多いため地元選手が有利となり、 逆に浜名湖はそれらの影響が少なく、予想が難しい汽水の会場の中でも比較的易しいと言われております。
まとめ
ボートレース場それぞれ水質が異なり、それによってどの選手が有利なのかを逆算することが大事です。
まとめると、
- 水面により有利な選手が変わる
- 予想のしやすさは淡水>海水>汽水
- 難しい場ほど地元選手が有利になる
となります。
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