日本各地にあるボートレース場において、水面が海とつながっているコースが多くあります。
それによって潮の流れも選手やレースに影響を与える要素となります。
潮の種類は、満潮・干潮・上げ潮・下げ潮とあり、それぞれ6時間のサイクルで変動すると言われております。
果たして、潮の流れはレースにどのような影響を与えるのか?
皆さんの攻略の手助けとなれば幸いです。
インコースが有利な潮の流れは?
競艇において多くの場ではインコースが有利とされておりますが、果たしてどのような理屈で有利となるのか?
ここでは潮の流れにより、インコースが有利になるケースを解説いたします。
満潮時はインコース有利
満潮時は水位が高くなり、ボートが不安定になります。スピードを上げてのターンが難しく、アウトコースからのまくりが決まりにくくなります。
インコースの選手はスピードを落としてターンすることができるため有利になると言われております。
追い潮の時は
追い風の時でかつ、追い潮の時は1号艇のターンが流れて、2号艇の差しの可能性が上がりやすくなります。
1号艇のターンが上手くいった場合【1-2】、2号艇の差しが決まった場合【2-1】となる可能性が高いのが追い潮の特徴となります。
逆に、アウトコースが有利な潮の流れは?
満潮時はインコースが有利になることを先述しました。ここで予想がつくと思いますが、干潮時にアウトコースが有利となります。
続いて干潮時にアウトコースが有利になるケースを解説いたします。
干潮時はアウトコース有利
満潮とは逆に干潮は水位が低くなるので、ボートが安定します。そのためスピードが出しやすく、まくりが決まる可能性が上がります。
向かい潮の時は
向かい風の時でかつ、向かい潮の時は1・2マークに向けて潮が流れるため、追い潮の時と比べて1号艇・2号艇は加速がつきづらく不利になります。
したがってアウトコースが有利となります。
潮×風の影響について
追い風かつ追い潮の時はインコース有利、逆に向かい風かつ向かい潮の時はアウトコースが有利になることは先述しましたが、それ以外の時はどのようになるのかを解説いたします。
うねりについて
図の黄色部分の時、潮の流れと風向きがぶつかることで水面にうねりが起きて展開が荒れやすくなります。
したがって予想の難易度が上がりますが、万舟が出るチャンスともとらえられるでしょう。
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