ボートレース場紹介

ボートレース平和島の特徴と予想のコツを紹介!3連単平均配当が全国1位!

東京都大田区にあるボートレース平和島。都心からのアクセスがしやすく、SGなどの大きなレースも開催されるため、生でボートレースを見る場所としては絶好のボートレース場です。

そんなボートレース平和島ですが全国でトップクラスに1コース勝率が低いレース場として知られています。こちらの記事では、そんなボートレース平和島の特徴と予想のコツを紹介します。ポイントをしっかり押さえて、ボートレース平和島での舟券的中率をアップさせましょう!

銀太
銀太
3連単の配当が高いってことは、ここで勝負をしている方が結果的に回収できるってことなのかな?

べーやん
べーやん
銀太よ、ボートってのはそんなに単純なもんじゃねーぜ。ここでしっかり勉強していくといいよ。

ボートレース平和島の基本データ

ボートレース平和島の特徴

ボートレース平和島は前述したとおり、全国24レース場の中でもトップクラスに1コース勝率が低いレース場です。そのためレースでも高配当がつきやすく、予想の難しいコースの1つとされています。ボートレース平和島に挑戦する前に、まずその特徴を知っておきましょう。

舟券/水面の特徴

水質 海水
水面タイプ
流れ・水位変化 あり
チルト角度 -0.5 0 +0.5 +1.0 +1.5 +2.0 +3.0

水面は海水で、潮の高さがレースに影響を及ぼします。また、ビル風がレースに影響を及ぼすこともあります。コース設計の特徴としては、第1ターンマーク前の幅が37メートルと非常に狭いこと。この影響でインコースの艇が後手を踏むと、アウトコースの艇に捉えられてしまいそのまま下位に沈んでしまうことがあります。また、バックストレッチで斜行が禁止されているため1周の2マークまで勝負がもつれることも多く、決まり手に「抜き」が多いのも特徴です。

1コース勝率が全国トップクラスに低い

第1ターンマークの幅が狭いことから、1コースの勝率は全国でトップクラスに低くなっています。2020年のデータでは1コースの1着率は44.7%。これはボートレース戸田に続いて、全国で2番目に低い数字です。1コースで勝利するときにはスタートが重要なので、スタートが苦手な選手が1コースの場合は要注意です。

風と潮の影響がある

ボートレース平和島は、風と潮の影響を受けるレース場です。春から夏にかけては追い風でイン有利ですが、冬場は向かい風になるのでダッシュ勢のアウトからのまくりが決まって穴が出やすくなります。また満潮時にはスロー勢が、干潮時にはダッシュ勢が有利になります。

このような影響から例えば冬場の干潮時はダッシュ勢が有利な条件が重なるので、その分荒れた展開にもなりやすいです。風と潮の情報はボートレース平和島公式ホームページでもアナウンスされるので、しっかりチェックしておきましょう。

ボートレース平和島のレースデータ

コース別成績(2020年総合)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 44.7% 64.5% 75.0%
2 17.8% 42.3% 59.0%
3 14.7% 33.2% 51.5%
4 11.5% 28.5% 47.8%
5 8.3% 21.5% 40.0%
6 3.2% 10.5% 27.8%

ボートレース平和島では1コースの勝率が低く、その分2コースの勝率が高くなっています。2コースの決まり手のうち66.1%が差しによるものなので、スタートで優位に立った2コースがそのまま差し切るという展開が多いことがわかります。

また、6コースの勝率は全国1位。上位混戦になったところのまくり差し、抜きなどの展開で6コースが勝利することもあります。6コースの選手でもモーターの調子がいい、有力選手が乗るなどの条件があれば、勝利は十分に考えられます。

コース別成績(2020年優勝戦)

コース 1着率 2連帯率 3連帯率
1 52.9% 73.5% 85.2%
2 17.1% 37.1% 51.4%
3 14.2% 31.4% 51.4%
4 8.5% 34.2% 54.2%
5 5.7% 14.2% 37.1%
6 2.8% 11.4% 22.8%

実力上位者が集まる優勝戦では、一般選より1コース勝率が高くなります。ボートレース平和島でもその傾向があるのですが、他のレース場と比べるとそこまで高くなるわけではありません。例えば同じくインコースが勝ちづらいボートレース戸田の場合、優勝戦の1コース1着率は69.2%。ボートレース平和島よりかなり高い数字となっています。

つまりボートレース平和島は優勝戦でも、波乱がある可能性があるということ。1コース以外の艇にも勝利が見込めますので、高配当を狙いたいという方は、最終レースまで目が離せませんね。

3連単平均配当

3連単平均配当:8,283円(全国1位)

3連単平均配当は8,283円と全国1位です。1コースの1着率が低く荒れた展開も多いので、高配当がつく可能性が高いです。当然予想は難しいのですが、高配当を狙いたい方にとっては、とてもよいレース場ではないでしょうか。

3連単万舟率

3連単万舟率:20.8%(全国1位)

3連単万舟率は20.8%と全国1位の数字です。5レースに1回万舟券がでるということは、1日2回は万舟券が見込めるということ。じっくりと予想を立てて、万舟券を狙いたい方にはぴったりのレース場ですね。

ボートレース平和島予想のコツ

これまでの内容を踏まえて、ボートレース平和島で予想をするときのコツを紹介します。抑えるべきポイントをしっかり見極めて、舟券的中を目指しましょう。

風の情報は必ずチェックしよう

ボートレース平和島では、風がレースに大きな影響を及ぼします。特に風が強くなった場合その影響は顕著で、追い風6メートル以上の1コース1着率は40.6%、向かい風6メートル以上の1コース1着率は31.5%になります。ボートレースは一般的に追い風はインコース有利、向かい風はインコース不利と言われています。

ボートレース平和島では30%以上の確率で、風速5メートル以上を記録するレース場です。風向きが変わりやすいレース場でもあるので、風の情報はレース前に必ずチェックしましょう。

1コースが意外な狙い目になることも

ボートレースの常識では1コースが強いため、1コースのオッズは低めに設定されています。しかしボートレース平和島では1コースが弱いため、1コースのオッズがそこまで低くならないこともあります。そのため1コースの回収率が意外と高く、回収率75%以上の出目は例年トップクラスの数字を出しています。

平和島は1コースの勝率が低いため、予想も全体的にばらけます。1コースの勝率が低いとはいえ1番勝ちやすいことには間違いないので、1コースを軸に予想するのも案外悪くありませんよ。

モーターの調子がいいと抜きでの勝利がある

ボートレース平和島はバックストレッチで斜行が禁止されています。そのため1周の第2ターンマークまで勝負がもつれることも多いレース場です。第1ターンマークでなんとかついていった艇が、バックストレッチで抜くという展開も見られるので、決まり手が抜きになることもあります。

モーターの調子がいい選手が、バックストレッチで他の艇を抜き去る。バックストレッチでの斜行が禁止されているので、そうした展開も十分に考えられますよ。

その他ボートレース平和島の情報

おすすめご当地選手

濱野谷憲吾:1992年デビュー。漫画『モンキーターン』の主人公波多野憲二のイメージモデルとして有名な選手です。これまでに4度のSG優勝を誇る人気選手。近年は不振に陥ることもありますが、2021年G1ダイヤモンドカップで優勝するなど、往年の実力を見せてくれる機会もあります。

熊谷直樹:1985年デビューのベテラン選手。50歳を超えた今でもA1級の選手として、第一線で活躍しています。かつてSG優勝を2度経験しています。

飯山泰:1997年デビュー。同期に佐々木康幸、池田浩二、池田浩美らがいる。これまでG1で3勝しており、安定した成績を残す選手として知られています。

山田哲也:2004年デビュー。同期に峰竜太、海野康志郎らがいる。2011年ボートレース宮島でおこなわれたG1新鋭王座決定戦で初優勝。高い勝率を誇り、今後の活躍が期待されています。

おすすめグルメ

牛もつ煮込みライス:ボートレースの定番メニュー。ご飯にかけてかきこむように食べる人も多い。

ぺラ丼:チャーシューをプロペラの形に見立てた丼。

マスコット

P☆STARというクジラのマスコットがいます。

TwitterやYoutubeでもP☆STARが見られますよ。

ボートレース平和島まとめ

ここまでボートレース平和島の情報を紹介していきました。これまでの情報をまとめると、以下のようになります。

  • 1コースの勝率が全国トップクラスに低い
  • 予想が分散するため平均配当は全国1高い
  • 風がレースに大きな影響を及ぼす
  • 差しでの勝利が多い

ボートレース平和島は1コースの勝率が低く、万舟券もでやすいボートレース場です。そのため穴狙いで稼ぎたい人には、ぴったりのレース場ではないでしょうか。ぜひこの記事を何度も見返して、ボートレース平和島の特徴・予想のコツをつかみましょう。

銀太
銀太
どのレース場でも言えるけれど、特に風の状態はチェックしておいた方がよさようだね。万舟券を狙うにはもっと勉強が必要だ…

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